「お菓子にもっと新しい価値を」挑戦し続けるBAKEのオウンドメディア戦略

THE BAKE MAGAZINE

中小企業のコミュニケーション活動において、企業姿勢や、社長や現場で働くスタッフの思いを発信することはとても重要です。

お客さんやそのほかのステークホルダーは、企業から発信された情報をもとに、その企業は「信頼できるか」「価値観が合うか」などを判断します。そうした「信頼」や「共感」の積み重ねで、その企業のファンが増えていき、結果として企業はより意義深い活動が行えるようになるのです。

この記事では、そうしたPR活動を重要視し積極的に実施している中小企業をご紹介します。

「お菓子にもっと新しい価値を」挑戦し続けるBAKE

今回ご紹介するのは、株式会社BAKE(以下:BAKE)です。

BAKEは、「お菓子にもっと新しい価値を」というミッションを掲げ、保守的で職人気質であったお菓子業界に革命を起こし続けている新興のお菓子メーカーです。”美味しいこと”にこだわるために「1商品1ブランド」での展開をモットーとしています。

焼きたてのフレッシュさがウリの「BAKE CHEESE TART」、新食感シュークリーム「CROQUANT CHOU ZAKUZAKU」、サクサクのパイの食感と、カスタードクリームの量の多さが特徴のアップルパイ「RINGO」など、様々な商品を販売しています。

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BAKE CHEESE TART

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CROQUANT CHOU ZAKUZAKU

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RINGO

オウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」で魅力的な情報を発信

そんなBAKEは、広報・PR戦略のハブとして、2015年5月にオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」を立ち上げました。

THE BAKE MAGAZINEでは主に、

  • 「なぜ私たちがこの事業をしているのか」
  • 「何にこだわっているのか」
  • 「どういうストーリーを持っているのか」

などを発信しています。

加えて、PR戦略やチームビルディング、テクノロジーなどについても様々な切り口で発信しています。こうしたオウンドメディアの記事を通じて、TVや雑誌からの取材も相次いでいるそうです。さらには、一緒に働く現場スタッフの意識も変わっていったとのこと。

代表の長沼氏はインタビューでこう答えています。

“正直、昔から働いている工場の方々からはお菓子屋の2代目が好き勝手に始めたビジネスと思われている側面もあったのですが、「THE BAKE MAGAZINE」で想いを伝えはじめ、商品が売れていくうちに好意をもってサポートいただけるようになりました。情報発信活動によって内部の意識が変わっていくのはとても嬉しいことです。
(引用:お菓子ブランドの本質をぶらさず追求、共感を生むストーリー作り BAKEのコミュニケーション戦略とは!?)

想いを言語化し共有することで、スタッフの足並みを揃えることに成功した典型的な例といえますね。

参考

THE BAKE MAGAZINE

まとめ

BAKEはオウンドメディアを活用した広報・PR活動で、企業姿勢や、社長や働くスタッフの思いを発信し「共感の輪」を育むことに成功しています。
ぜひあなたも広報・PR活動を行い、あなたの会社の理念や価値観をもとにした「共感の輪」を育んでいってください。