メディア・リレーションズで初心者がやってしまいがちな、記者に嫌がられる3つの行動

メディア・リレーションズ初心者がやってしまいがちな、記者に嫌がられる3つの行動

こんにちは!PR革命編集部のYです。

メディア・リレーションズと呼ばれるマスメディアとのコミュニケーションは、重要な広報・PR活動の一つです。中小企業は特に、社会と接点を持つために活用したいものです。

しかしながら、メディアに対する正しい知識や理解を持っていないと、意図せず記者が嫌がる行動をとってしまうかもしれません。それでは、良好な関係はなかなか築けませんね。

ここでは、メディア・リレーションズの初心者がやってしまいがちな、記者に嫌がられる行動3つをご紹介します。逆に、これらに気をつけると記者との信頼関係構築に大きく近づきますので、必ず最後までご覧くださいね!

メディアはあなたの会社の宣伝媒体ではない!

広報・PR活動の中でも特に重要とされているメディア・リレーションズ。すべてのステークホルダーと直接コミュニケーションをとることは物理的にも難しいため、代わりに、社会の代表として、新聞やテレビ、雑誌などのマスメディアの人々と関係値を築いていくという活動です。中小企業が必ず取り組むべき施策の一つです。

しかし、「メディアを自社の宣伝媒体だと勘違いしている」広報担当者や経営者も、残念ながら存在しています。記者はそのような考え方をひどく嫌うので、中小企業の広報担当者や経営者は、メディアの役割や立場を正しく理解し、彼らに失礼のないように接しましょう。

特に以下の3つの行動は、記者に嫌がられますので注意してください・・・!

①プレスリリースをチラシと勘違いしている

チラシと勘違い

プレスリリースの正式名称は「報道関係者向け発表資料」です。発表資料ですから、あくまで事実が書かれているものです。

しかし、プレスリリースをいわゆる”宣伝チラシ”と混同してしまい、広告のような言葉や表現を使ってしまっているプレスリリースも、多く見受けられます。(特にWEB配信サービスを活用して配信しているプレスリリースの多くが、このような傾向にあります。)

記者は事実をもとに紙面や番組を制作します。チラシを見て取材することは、基本的にはありません。商品やサービスの魅力を伝えたいがあまり、プレスリリースを広告にしてしまわないように気をつけましょう。特に見出しに宣伝文句が入っていれば、肝心の本文が読まれることはまずないので、注意が必要です。

プレスリリースの役割を正しく理解し、事実を丁寧に粛々と記載するようにしましょう。

プレスリリースでは使用を控えたい広告表現(例)
  • 「いまだけ無料です!」などの訴求
  • 「地域で一番!」など、根拠のない権威づけ(事実であればOK)
  • 「お客様」や「ご購入いただけます」など、読む対象が記者ではなく利用者になっている表現

プレスリリースの書き方についてはこちらで詳しく解説しています。

4-1-4. プレスリリースの配信方法
4-1-2. プレスリリースの書き方

②原稿の表現にまで修正を要求する

原稿の表現に修正

多くのメディアは原則として、事前に取材相手に原稿を見せることはありません。ごくまれにこっそり原稿を見せてくれることがありますが、そこで事実関係以外の要素に口出しをしてはいけません

紙面の著作者はあくまでメディアであり、取材元のあなたではありません。メディアが信頼される所以は、第三者による客観的な発信であるからこそです。そこに取材元の意向が強く反映されるようであれば、ジャーナリズムの観点から中立性や正確性を損なう可能性があり、メディアは報道機関としての役割を全うすることができません。

メディアの信頼が揺らげば、掲載情報の信頼も担保されなくなります。原稿に口出しをしすぎると、結果的に取材元であるあなたの会社の信頼も揺らいでしまいますから、控えましょう。

③お金を渡す

お金を渡す

記者に対してお金を渡して記事を書いてもらえば、それは記事広告となり、純粋な取材ではなくなってしまいます。(記事広告に関しては(特にwebメディアにおいて)、さまざまな議論がなされておりますが、ここでは割愛します)

また、一般紙の記者はほとんどが会社員であり、中立な報道機関としての立場がありますから、ギャラを渡してセミナーなどへ登壇してもらったり、社員への研修を依頼することも、失礼にあたります。記者個人とのよほどの信頼関係がない限りは、下手に提案は行わない方がベターです。

まとめ

いかがでしたか?メディアを自社の宣伝媒体かのように勘違いしていると、ここで紹介したような失礼にあたる行動をとってしまう可能性があります・・・!記者の役割や立場をしっかりと理解して、思いやりをもって接するようにしましょう!

広報と広告の違いについては、こちらの記事でも詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

1-2. 広告と広報の違い
1-2. 広告と広報の違い