ニュースレターの書き方は、前回の記事でお伝えしました。まだご覧になっていないかたは、こちらからどうぞ。
しかし、いざ書こうと思っても、いきなり0から作るのは大変ですよね。
そこでこのページでは、ニュースレターを活用してステークホルダーと信頼関係を育んでいっている企業を紹介します。どれも魅力的なニュースレターです。ぜひ参考にして、あなたの会社オリジナルのニュースレターをつくっていきましょう!
魅力的なニュースレターを発行している企業
ここでは、その企業らしさが伝わってくる魅力的なニュースレターを発行している中小企業を3社紹介します。
株式会社ビジネスソフト社
株式会社ビジネスソフト社は、広島県福山市に本社を構えるソフトウェア開発会社です。
2017年は、春夏秋と年3回ニュースレターを発行しています。人工知能(AI)の歴史やランサムウェアへの対策、Office 365の活用方法など、IT関連の教育コンテンツを主に扱っています。「話題にはなっているけれどよくわからない」と思われがちな内容を丁寧にまとめています。お客様の声も効果的に掲載していますね。
「新しいソフトウェアを導入するときは、また同社に依頼しよう。」
顧客がそんな風に思えるようなニュースレターではないでしょうか。
BSCnews2017年秋号
BSCnews2017年夏号
BSCnewsバックナンバー
株式会社フィラディス
神奈川県横浜市のワインの輸入、卸業を行なっている株式会社フィラディスは、毎月ニュースレターを発行しています。
特定の食材に合うワインの紹介やワインの保管方法、繁盛店の店主インタビューなど、ワイン好きにはたまらない企画が並んでいます。オーナーやスタッフのワイン愛が伝わってくるニュースレターです。
【フィラディス実験シリーズ第16弾】焼き鳥をさらに美味しくさせるマリアージュワインを検証します!
<フィラディス繁盛店インタビューNo.8>vivo daily stand 鈴木 健太郎氏
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大阪商運株式会社
最後に紹介するのは、大阪府摂津市に本社を持つ運送会社、大阪商運株式会社です。
社是に「ドライバー・ファースト」を掲げており、お客様の大切な荷物を運ぶドライバーを大切にしている会社です。ニュースレターでも、毎月1人のドライバーをピックアップし、彼彼女の「最近ラッキーだったこと」を掲載しています。
荷物を預ける顧客にとっても、運んでくれるドライバーの顔が見えることで安心感を感じることができますね。
商運通信2018年3月号
商運通信2018年2月号
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まとめ
今回ご紹介した3社の発行するニュースレターはいずれも、売上に直結する内容ではありません。しかしながら読者は、業界にまつわるお役立ち情報やスタッフの日常を目にすることで、その企業に好感を持つようになります。そうした好感や信頼の積み重ねが、良好なコミュニケーションの育成に繋がるのです。
日頃からニュースレターを読んで好感を持っている企業とそうでない企業が、同じ商品やサービスを販売していたら、どちらから購入したくなるでしょうか?
ニュースレターを発行し続けることで、あなたの会社も「選ばれる企業」になることができるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください。